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2025.12.1
銀歯(メタル)について

“世界では使用を禁止・制限している国もある素材です。”
日本の保険診療で使われている「銀歯」は、
パラジウム・銀・金・銅など複数の金属を混ぜた合金です。
この素材は、健康面・環境面の理由から、
国によっては使用を禁止・制限しているケースがあります。
■ お口の中は“金属にとって過酷な環境”
湿度・温度変化・飲食物・強い噛む力など、
金属が劣化しやすい条件が常にそろっています。
そのため銀歯は年月とともに劣化し、
歯との境目にごく小さなすき間が生じやすくなります。
ここから細菌が入り込み、
気づかないうちに再発むし歯が進行する ことが少なくありません。
■ 複数の金属イオンが溶け出すことがあります
長期間お口の中に金属があると、
パラジウム・銀・銅など複数の金属イオンが微量に溶け出すことがあります。
これにより
金属アレルギー
口内炎などの粘膜トラブル
が起こる場合があります。
また、金属イオンの影響については、
体質によっては全身の不調につながる可能性が指摘されていますが、
すべての人に起こると断言できるほど明確な因果関係は確認されていません。
■ 銀歯は“硬すぎる”ことで歯に負担がかかる
金属は非常に硬く、噛む力を吸収しにくいため、
その力がそのまま
土台の歯や噛み合う歯に強く伝わることがあります。
これが
歯のひび割れや痛み
の原因になることもあります。
■ 当院の方針
こうした
劣化
再発むし歯
金属イオン
歯への負担
を減らすため、
歯や体にやさしいメタルフリー治療をご提案しています。
気になる方は、いつでもご相談ください。
